エビスです
今回は、ネット証券で株取引の際に使用する取引機能【買い注文編】をご紹介します
副業として株取引を行なっていく上では、常に株価の動きをチェックできるわけではありません
なので、ネット証券の機能を使って狙った金額で売買できるように設定しておくことが重要です
ぜひ、チェックして活用してください!
また、【売り注文編】については以下にてご確認ください
エビスです 今回は、ネット証券で株取引の際に使用する取引機能【売り注文編】をご紹介します 【買い注文編】に続いてSBI証券のアプリを使った売り注文の取引機能をご紹介します ぜひ、チェックして[…]
「買い注文」画面の項目説明
SBI証券のアプリを使って買い注文の項目説明をします
以下が実際の現物買の買い注文画面にです
①買付余力
ここをタッチすると、現状の買付余力(購入可能な金額)とNISA投資可能枠を確認することができます
②預り区分
ここでは自分がどの区分で取引をするか決定します
■特定:
特定口座での取引。簡易的に納税ができるように創設されたもので、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があります
「源泉徴収あり」の場合、証券会社で売却損益・税金を売却時に精算してくれるため、確定申告が不要となります
「源泉徴収なし」の場合、証券会社で売却損益の計算をしてもらえるが税金の納税までは行わないため、証券会社の年間取引報告書を使っての確定申告が必要です
※源泉徴収あり・なしの設定は、証券会社のホームページの口座設定で変更します
■一般:
一般口座での取引。確定申告が必要な場合は、自分で取引記録を纏めて申告する必要があります
■NISA:
NISA(非課税)口座での取引。毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品で得た利益が非課税となります
③注文種別
注文の仕方を決定します。買い注文で複数の条件を設定したり、同時に売り注文まで設定することができるようになります
■通常:指値・成行・逆指値のいずれかを選択して注文します
■OCO:指値と逆指値を同時にセットして注文をします
■IFD:買い注文と売り注文を同時に発注します
■IFDOCO:買い注文の発注とともに、売り注文を指値と逆指値の2つの指値で同時に注文します
④株数
購入する株数を決定します
株によって100株単位や1000株単位など株の売買単位が異なります
⑤価格
購入する価格を決定します
注文種別によって購入条件が異なります
⑥執行条件
執行条件では、成行・指値・逆指値注文に「ある条件を満たしたら、当該注文を執行する」という条件をつけることができます
■寄付成行(寄成):寄付(※1)にのみ成行注文が執行されます
■寄付指値(寄指):寄付(※1)にのみ指値注文が執行されます
■引成行(引成):引け(※2)にのみ成行注文が執行されます
■引指値(引指):引け(※2)にのみ指値注文が執行されます
■その他:不成とIOCから選択します。条件は以下です。
不成:ザラ場(※3)中は指値注文を選択し発注し、ザラ場で約定しなかった場合、引けの時点で成行注文に変更して執行します
IOC(指値・成行):注文執行時の値段(指値・成行)で、即時に一部、または全数量約定させたい際に発注します。即時に約定しない残り分は、自動でキャンセルされます
※1寄付とは、取引所での当日の前場(午前の取引)・後場(午後の取引)の最初の売買を指します
※2引けとは、取引所での当日の前場(午前の取引)・後場(午後の取引)の最後の取引をいい、特に後場の引けを「大引け」といいます
※3ザラ場とは、寄付から引けまでの間の取引時間のことをいいます
⑦期間
注文の執行期間(当日中・今週中・期間指定)を決定します
「買い注文」で抑えておきたい取引機能
以下は、「買い注文」で私がお勧めする抑えておきたい取引機能と使い方です
①預り区分
預り区分は、確定申告の手続きを簡略化するためにも「特定(特定口座)」を選択することをお勧めします
源泉徴収あり・なしについては、自分のメリットを感じる方で決定するのが良いですが、私は年間取引の利益が20万円を超えることが多いので確定申告不要とできる源泉徴収ありで設定しております
源泉徴収あり・なしの設定は、証券会社の特定口座の設定画面から設定・変更できると思いますので自身の証券会社のホームページにてご確認ください
②注文種別
基本的には、「通常」を選択し、成行・指値・逆指値を使って狙ったタイミングで、且つ買いたい価格で約定することをお勧めします
成行・指値・逆指値の使い方を以下にご説明します
※OCO・IFD・IFDOCOは、慣れてきて1回の注文でより多くのことをしたい時に使うようにすれば良いと思います。また、デイトレードのように短い時間の中で売買する際に使うのが良いと思います
成行:即時に約定できる金額で約定します
使い方は、即時に約定したい際に使用することが多いです。価格が乱高下している場合などで購入すると狙っている金額から大きくずれることがあるため注意が必要です
指値:金額を指定して注文をします
使い方は、価格が下げることを想定して現在の価格以下を指定して注文します。逆張りの考え方の注文です
(現在の価格より高い金額で注文すると即時約定して購入することができますが、その場合に私は成行を使って注文します)
逆指値:指定した金額以上になった時点で、指値または成行を執行する注文です
使い方は、価格が上がっていくことを想定して指定した金額以上になった時に株を購入するものです。順張りの考え方の注文です
まとめ
副業では常に市場をチェックしながら株を売買するのが難しいと思いますので、ネット証券の取引機能を使って狙った価格で自動売買できるようにしていきましょう!