エビスです。FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)するべく、サラリーマンをしながら投資活動を行なっています。
株投資を行う上で、株価が右肩上がりに上がり続けてくれる株を入手したい、将来的に株価が上がる株を入手したいと考えますよね?
その上で株投資は、企業分析やチャート分析などを使って株価の値動きを予想して取引を行います。
今回は、企業分析のやり方について纏めたいと思います。
株価が上昇する企業とは
株価が上昇する企業は、その企業に対して投資家の期待が高まり、投資が集中することで株価が上昇していきます。この投資家の期待が高まる要因を抑えて投資していくことが重要と言えます。
投資家の期待が高まる要因は様々ありますが、事業・企業の成長性や、CSR(企業の社会的責任)、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)などがあります。これらに関して企業が注力して、投資家の期待が集まるとこに投資が集中します。
この記事では継続的に企業が成長していることをチェックするためのポイントについて、説明していきます。
企業分析のチェック項目
①売上高
売上高とは、売上金額の総額のことです。右肩上がりに成長していることが理想です。
②EPS (1株利益)
EPS(Earnings Per Share)とは、1株当たりの当期純利益のことです。
これも右肩上がりに成長していることが理想です。
③営業利益率
営業利益率とは、売上総利益から販売管理費を除いた金額のことです。
業種別にもよりますが、4〜12%あれば高い方になります。詳細は、以下の中小企業庁のリンクをご参考ください。
1.中小企業の売上高営業利益率|商工業実態 … – 経済産業省
④自己資本比率
自己資本率とは、全体の資本調達に対して返済不要の自己資本の比率を示したものです。自己資本比率は、高ければ高いほど財務的に安定しているといえ、50%以上あればかなり高い方と言われ、少なくとも30%以上は欲しいところです。詳細は、以下の中小企業庁のリンクをご参考ください。
⑤営業活動によるキャッシュフロー(CF)
キャッシュフロー(CF)とは、現金の流れを意味し、主に企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れを言います。
毎年黒字であること、長期的に増え続けていることが理想です。
⑥DPS (1株当たり配当金)
DPS(Dividend Per Share)とは、1株当たり配当金のことです。
右肩上がりに成長していることが理想です。
⑦配当性向
配当性向とは、会社が当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払に向けたかを示す指標です。1株当たり配当額を1株利益で除して算出します。
配当性向の適正と言われる目安は30%前後だと言われています。20〜50%程度に入っていることを確認しましょう。高すぎても利益のほとんどを配当金に当ててしまっているため、財務基盤を弱くしてしまう可能性があります。
便利なサイトのご紹介
①IR BANK
企業検索して過去のIR情報を一覧で見ることができるサイトです。(IR BANK)
使い方は簡単で、調べたい企業を証券コードor社名で検索して、Linkの「決算」にアクセスすると上記「企業分析のチェック項目」を確認することができます。
調べたい企業を証券コードor社名で検索
Linkの「決算」にアクセス
②MINKABU
企業検索をして、株価の参考指標、理論株価・個人投資家の予想株価・証券アナリストの予想株価から算出された目標株価を算出しているサイトです。(MINKABU)
まとめ
継続的に企業が成長していることをチェックするためのポイントについて、7つの項目を説明しました。
株投資をしていく上で企業分析は、購入前から売却まで定期的に行う必要がありますので、便利なサイトを使って効率よく行えると助かりますよね。
ぜひ、紹介したサイトを活用してみてください。
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