「技術士」は、科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えたことを認定する資格です。
そのため、高度な技術力を持った技術者へ国が与える称号であり、医師を除く理系の最高峰の資格と言われています。
ですが、勉強をしていく上で以下のように思う方は多いのではないでしょうか?
- 何を勉強したらいいかわからない!
- いい参考書が見つからない!
- 正しい解答がわからない!
今回は、私が勉強する上で使用している参考書をご紹介いたします。
電気電子部門の情報通信を受験するため、情報に偏りがあると思いますが、皆様の受験する技術部門に置き換えて参考にしていただけたらと思います。
【参考書】論文の書き方
技術士2次試験の論文の書き方については、参考書で勉強することが可能です。
私はJESが書かれている書籍を購入しました。わかりやすい言葉で記載されていて読みやすいのと、論文の解答例があるのでおすすめです。
【参考書】技術関係
キーワード学習をする際には過去問分析をして、過去問に出てきたキーワードから技術的知識を身につけて論文を書けるようにする必要があります。そして技術的知識はネットなどで調べますが、国の方針などをおさえるには「白書」が参考になります。
「白書」にもいろいろありますので、代表的なものを以下に記載します。
- 情報通信白書
- エネルギー白書
- ものづくり白書
- 科学技術イノベーション白書
- 国土交通白書
- 環境白書
- 情報セキュリティ白書
これらは、国のホームページに掲載されているので、タダで読むことができます。情報通信白書については、Kindleで無料でダウンロードすることもできますのでご参考ください。
【参考書】マネジメント
技術士2次試験の 選択科目Ⅱ-2では、業務理解レベルの専門的学識を問われますが、その他にもマネジメントやコミュニケーション、リーダシップについても問われます。詳細は、文部科学省 試験科目別確認項目をご確認ください。
技術士ハンドブックは、PMBOK第5版に基づいて記載されています。また、公益社団法人日本技術士会が出している本ですので、技術士試験として参考にするには相応しい本と思います。
次に、PMBOKのご紹介です。そもそもPMBOKについてですが、プロジェクトマネジメントを正しく進めていくための方法を体系的にまとめたものになります。こちらも非常に高いので図書館で借りてから購入を検討するのが良いと思います。